◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前(19日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7117yd(パー70)52回…

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前(19日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7117yd(パー70)
52回目の開催を前にコースの難度はぐっと上がった。18ホールの総距離は昨年までの7042ydから75yd伸びたにもかかわらず、パー設定は71から70に。中でも選手たちを戦慄させるのが、パー5がパー4に変更された4番(512yd)だ。
ティイングエリアからグリーンが望めるストレートホール。石川遼は「距離の長さは特別気にならないんですけどね」と前置きした上で、両サイドの幅を警戒した。「フェアウェイもホール(全体)も、グリーン周りも狭い。自分は前から難しいパー5だと思っていた」と言うから、いっそう厄介になったに違いない。

1Wショットを右ラフに入れると、木々にグリーンへのルートが遮られる。グリーン手前には2つのバンカー。とくに左側からは50yd以上のショットを強いられる。斜めに走る花道は横幅が5ydほどしかない。そもそも、グリーン周辺がパー5用のつくりで、ティショットをミスした場合の2打目の逃げ道が限りなく少ない。石川は「自分がプレーしてきた512ydのパー4では一番狭い」と頭を悩ませた。
ショットの精度が生命線の稲森佑貴は「最悪の場合、セカンドに250ydくらい残ってしまう。ティショットが曲がったらどうにかして右のバンカーに運びたい」と話した。「“ボギーホール”だと思ってやりたい」と気持ちを割り切っている。

今回のセッティングは“世界基準”を標榜する青木功名誉トーナメントアドバイザーが舵を取った。前日の公式会見で「青木さんに怒られそうですけど…」と、同ホールに首をひねった松山英樹は「(会見後に)ホントに怒られましたよ!」と笑った。18日の前夜祭で意見を交わす時間があったようだ。
この日のプロアマ戦では2打目にピンまで208ydが残り、5Iでのコントロールショットはグリーン手前のフェアウェイで止まった。ホールアウト後は午後4時半まで居残り練習。1Wの調整に力を注いだ。
なお、今季の日本ツアーにおける1ラウンドあたりの最難関パー4は「BMW ツアー選手権 森ビルカップ」(茨城・宍戸ヒルズCC 西C)第1ラウンドの17番で、平均スコア「4.832」を記録した。歴代では1988年「関東オープン」(茨城・江戸崎CC)第1ラウンドの4番「5.052」がワースト(記録の残る85年以降)となっている。(宮崎市/桂川洋一)