11月12日のプロ野球選手会主催の「エイブル・トライアウト2025」から1週間が経った。 参加した選手に興味を示したNP…
11月12日のプロ野球選手会主催の「エイブル・トライアウト2025」から1週間が経った。
参加した選手に興味を示したNPB球団は1週間以内に電話で連絡するのが通例となっている。ここまでNPBと契約できたのは前ソフトバンクの川原田 純平内野手(青森山田)のみ。前広島の山足 達也内野手(大阪桐蔭)は現役引退を表明した。
39選手中、わずか1選手と厳しい現実となっている。ただ、今回のトライアウトはNPB12球団だけではなく、独立、社会人、海外のプロ野球のスカウトも多い。NPB12球団以外で、トライアウトの視察を訪れたスカウトの数は以下の通り。
二軍球団2球団(くふうハヤテ、オイシックス) 6人
MLB 8球団 8人
KBO(韓国プロ野球) 8球団 17人
CPBL(台灣プロ野球) 1球団3人
独立リーグ 10球団 19人
社会人 19チーム32人
戦力外となった選手たちのセカンドキャリアを支援したい野球関係者は多い。今回のトライアウトで目玉となった21年阪神ドラフト1位の森木大智投手(高知)は、高校時代までの地元である高知ファイティングドッグスがオファーを出したことが報じられている。
ここから駆け込みで二軍球団、独立、社会人などの獲得情報のリリースが発信されるのではないか。多くの選手が今回のトライアウト参加をきっかけに新天地が決まることを期待したい。