◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前(19日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7117yd(パー70)シー…

賞金ランキングでトップに立った金子駆大(右)と小木曾喬

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前(19日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7117yd(パー70)

シーズン終盤戦の今大会はことし、来季の米ツアー参戦につながる4日間としても注目される。終了後の賞金ランキング上位5位までの選手が12月に行われる予選会(QT)の出場権を得る。2位から5位までの選手は2日(火)から5会場で行われる2次から、トップの選手は3次にあたる11日(木)開幕の最終から出場が可能だ。

「三井住友VISA太平洋マスターズ」で今季2勝目を挙げたばかりの金子駆大は、賞金ランキング1位のキープを条件に国内ツアー最終戦「日本シリーズJTカップ」(東京よみうりCC)の翌週に最終予選会に参加することを決めた。

「ハードですけど、チャンスはあるので行こうかなと思います」。賞金王戴冠となれば、DPワールドツアー(欧州ツアー)で優先順位の高い出場資格が得られる。「DPはいろんなところでゴルフができるので楽しそう」とPGAツアー、下部コーンフェリーツアー、DPをにらんでラストスパートをかける。

生源寺龍憲は2次からの挑戦も覚悟している

ランクトップから陥落した2位の生源寺龍憲は今大会で優勝すれば再逆転できる可能性があるが、以前から2次の挑戦を決めていた。「ファイナルから行けたらベストだったんですけど、セカンドからでも行って通ればいいので。相手はコントロールできないので、自分のやることに集中して、QTに向けてしっかりやっていきたい」と気落ちしていない。

ボーダーライン上の5位にいる小平智はPGAツアーのキャリアで50試合以上予選通過を果たしたことで、1次が免除となり2次参戦を決めている。今大会終了後に渡米し、フロリダ会場でまず最終への進出を狙う。ランク14位の石川遼も同様の資格をもとに2次から出場。次週のホスト大会「カシオワールドオープン」(高知・Kochi黒潮CC)を終えてすぐに海を渡り、アリゾナ会場でプレーする。

9位の河本力はことしの4大メジャー(全英オープン)での予選通過により、2次から参加できる。小平と同じように次週は日本ツアーを休んでフロリダに向かう。20位にいる杉浦悠太、54位の出利葉太一郎は10月の1次を通過してアリゾナでの2次出場を決めた。

今大会でランクトップ5に滑り込み、2次挑戦を志すのは8位の小西たかのり、11位の吉田泰基、13位の清水大成ら。4月の「前澤杯 MAEZAWA CUP」で初優勝した小西は、5位の小平と約764万円差。「単独4位(賞金960万円)以上であれば…」と静かに闘志を燃やしていた。

昨年は2次から挑戦した金谷拓実が、最終で3位に入ってPGAツアー出場権を獲得。最終から出場の平田憲聖が8位でコーンフェリーツアーに参戦し、ポイントランク15位で来季の昇格を決めた。(宮崎市/桂川洋一)