<第五十六回明治神宮野球大会・大学の部:青山学院大4-0立命館大>◇19日◇決勝◇神宮 明治神宮大会の大学の部決勝戦は青…
<第五十六回明治神宮野球大会・大学の部:青山学院大4-0立命館大>◇19日◇決勝◇神宮
明治神宮大会の大学の部決勝戦は青山学院大が4対0で立命館大を下し、2年連続2度目の優勝を決めた。
エースの中西 聖輝投手(智弁和歌山)は17奪三振完封勝利を挙げた。常時140キロ中盤の速球、130キロ中盤のフォーク、120キロ中盤のスライダーを効果的に使い分ける投球が光った。
中西はこの1年、大学生NO.1右腕にふさわしい投球だった。春のリーグ戦では6勝をマークし、優勝に貢献。大学選手権では準決勝敗退となったが、日米大学野球選手権大会では9回を投げ14奪三振だった。
さらに秋のリーグ戦では34.1回を投げ、防御率0.26と完璧な投球だった。そして明治神宮大会では2試合で18回を投げ、自責点はわずか1。
今季の公式戦は142.2回を投げ、182奪三振と、ほぼプロのローテーション投手同等の投球回を投げた。しっかりとメンテナンスをしてプロの世界に臨むことを期待されている。