<第五十六回明治神宮野球大会・高校の部:九州国際大付11-1神戸国際大付>◇19日◇決勝◇神宮 九州国際大付(九州・福岡…

<第五十六回明治神宮野球大会・高校の部:九州国際大付11-1神戸国際大付>◇19日◇決勝◇神宮

 九州国際大付(九州・福岡)が神戸国際大付(近畿・兵庫)に快勝し、悲願のうれしい初優勝を手にした。

 初回に吉田 秀成内野手(1年)の右前適時打と相手のミスなどで3点を先制。6回にはプロ注目スラッガー、牟禮 翔外野手(2年)の左前2点適時打などで、一挙4点を奪って勝負を決めた。

 8回には牟禮の犠飛などで2点を追加。9回には体重107キロの巨漢、上岡 煌内野手(2年)が右越えの2ランを放ってパワーを見せつけた。

 投げては、先発のスーパー1年生左腕、岩見 輝晟投手(1年)が9回途中を3安打1失点の好投。2戦5発と好調な神戸国際大付の重量打線を抑えて勝利をもたらした。

 楽天などでプレーした元プロの楠城 祐介監督としても、うれしい全国制覇となった。父・楠城徹前監督がなしえなかった「全国制覇」の夢を就任3年目で達成してみせた。

 来年春のセンバツの「神宮枠」は九州地区にわたることになり、九州枠は4から5枠となる。