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 11月19日(現地時間18日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズは、ホームのクリプトドットコム・アリーナでユタ・ジャズ戦を迎えた。

 アウェー5連戦を3勝2敗で勝ち越したレイカーズは、18日のチーム練習で16日のミルウォーキー・バックス戦を欠場していた八村塁(左ふくらはぎの痛み)、マーカス・スマート(体調不良)、さらには10月下旬から11戦連続で欠場していたゲイブ・ビンセント(足首負傷)が参加。

 そして坐骨神経痛のため、トレーニングキャンプとプレシーズンゲームを全休し、レギュラーシーズン最初の14試合を欠場していたレブロン・ジェームズが初参加し、ジャズ戦で今シーズン初出場となった。

 ルカ・ドンチッチ、オースティン・リーブス、八村、ディアンドレ・エイトンとともにスターター入りしたレブロンは、これでキャリア23シーズン目が本格始動。ビンス・カーター(元トロント・ラプターズほか/22シーズン)を抜き、NBA新記録を樹立。

 年末に41歳を迎える大ベテランだが、レブロンはキャリア22年目の昨シーズンも70試合へ出場し、平均34.9分24.4得点7.8リバウンド8.2アシスト、フィールドゴール成功率51.3パーセントを残してきた実力者に変わりはない。

 今シーズンのレイカーズはドンチッチとリーブスが中心になり、八村や新加入組(スマート、エイトン、ジェイク・ラレイビア)が補完する新チームながら、レブロンは問題なくフィットできると自信を見せていた。

「俺はプロのバスケットボール選手なんだ。一番の強みは、これまでの人生で築き上げてきたキャリアで、一度もポジションを固定されたことがないことだ。世界中で、俺がフィットできないチームやクラブなんて1つもない。コート上で何でもできるんだ。だから、このチームが俺に何を求めていようと、自分なら何でもできるさ」

 通算得点や通算出場時間など、複数の部門でNBA歴代最多記録を保持するレブロン。キャリア23年目の2025-26シーズンで、バスケットボール界の“キング”がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、引き続き注目していきたい。

【動画】レブロンのキャリアトップ40プレー集