期限日に左腕コップがロースター入り…ド軍が発表 メジャーリーグは18日(日本時間19日)、40人ロースターの登録期限を迎…
期限日に左腕コップがロースター入り…ド軍が発表
メジャーリーグは18日(日本時間19日)、40人ロースターの登録期限を迎える。期限日となるこの日、ドジャースはロナン・コップ投手を登録。これでロースターは39人となり、40枠全てを埋めない体制となった。東部時間18日午後6時(同19日午前8時)までにロースター登録されなかった選手は、12月のウインターミーティング最終日に行われるルール5ドラフトで指名される可能性がある。
ロースター入りしたコップは201センチの大型左腕。まだメジャー経験がないため知名度は決して高くないが、秘めたポテンシャルへの評価は高く、“流失阻止”の目的で40人枠に入れた可能性が高い。球団発表がされる前から、複数の米メディアがドジャースの決断を報じていた。
ルール5ドラフトはマイナーリーガーの飼い殺しを防止する目的で導入され、今季の勝率が低かった球団から順に指名をしていく。指名するにはロースターを空けておく必要があり、40人枠が埋まっている球団には指名権がない。他球団から選手を指名したチームは、移籍金10万ドル(約1540万円)と引き換えにその選手を獲得できる。ただ、獲得選手は1年を通してアクティブ・ロースターに登録する必要があり、外れる場合は5万ドル(約750万円)と引き換えに前所属球団へ返却しなければならない。
ドジャースは16日(同17日)、ロビンソン・オルティス投手との交換トレードで、マリナーズからタイラー・ガフ投手を獲得。この日、22歳のコップがロースター入りしたことで、ロースター40人枠は39人まで埋まった。ワールドシリーズ3連覇に向け、今後どのような補強を行うか、その行方に注目が集まる。(Full-Count編集部)