全日本大学準硬式野球連盟は18日、大阪府内で第4回 全日本大学準硬式野球東西対抗日本一決定戦甲子園大会(以下、甲子園大会…

全日本大学準硬式野球連盟は18日、大阪府内で第4回 全日本大学準硬式野球東西対抗日本一決定戦甲子園大会(以下、甲子園大会)を始動させた。今年も東西で選抜チームを編成し、選ばれた計50人の選手たちが集結した。

 関西、北信越、中国、四国、九州の計5地区で編成されている西日本選抜。実力者が集まっているが、なかでも関西地区の野手陣は力のある選手が揃った。

 主将に抜擢された前原隼人をはじめとした京都産業大の野手が5人。天理時代にボールボーイで甲子園を経験し、夏の全国大会で打率5割をマークした西岡大祐など主力選手が名を連ねた。

 また全国大会ベスト4に輝いた同志社大の植田祐輝や立命館大・津脇大輔などの大舞台で活躍してきた実力者。一方で福井大学医学部の6年生・谷本遼介と文武両道を大事にする準硬式らしいメンバーも名を連ねた。

 投手陣では最速149キロの京都産業大・升田陽大。九州地区の強豪である九州産業大の主力投手・田中翔。ケガからの復活を遂げた愛媛大・西川稜劍など様々なタイプの投手が集まった。

 今大会、西日本選抜はいまだ勝利がない。前原主将は「勝って記録と記憶に残るチームにしたい」と強い決意を持って試合当日を迎えるつもりだ。悲願の勝利を手にして、新たな歴史を刻むのか。