鎌田の先制点を皮切りに、日本は3ゴールを奪ってボリビアを退けた(C)Getty Images 11月18日、東京・国立競…

鎌田の先制点を皮切りに、日本は3ゴールを奪ってボリビアを退けた(C)Getty Images
11月18日、東京・国立競技場で行われたサッカー国際親善試合、日本代表対ボリビア代表の一戦は、3-0でホームの日本が快勝。4日前のガーナ代表戦に続き序盤からリードを奪い優位に立った日本が、クリーンシートでの勝利を収めている。森保一監督が代表チームを率いて100試合目という節目の試合を、見事に白星で飾った。
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この日の日本はサイドからの攻撃が光った。開始直後の4分には、右サイドをドリブルで上がった久保建英のクロスを鎌田大地がPA内左サイドで受け、胸トラップからのシュートでゴールネットを揺らし先制。その後の追加点は試合を折り返した後での71分、今度も右サイドで堂安律から中村敬斗へとボールが渡り、最後は町野修斗が押し込んだ。後半から出場の3人が絡んでのゴールとなった。
さらにその7分後には、中村がゴール前でディフェンスをかわし、細かいボールタッチからシュートを決めた。ここでも、右サイドから反対サイドへとパスを回した日本が、テンポよく前線へとボールを繋いだことで得点が生まれている。
ボリビアも積極的に日本ゴールを狙い、13本のシュートを記録するも最後まで枠をとらえられなかった。また試合を通じてボリビアの交代選手が2人にとどまった一方で、日本は後半から6人を投入、運動量でも衰えを見せず攻守で圧倒した。
森保ジャパンの今年最後の戦い、そして100試合目での勝利は海外でも大きく報じられている。韓国メディア『OSEN』では、先月から日本が3連勝を記録した結果から、「ブラジルを撃破し、強い上昇気流に乗っていた日本は、ガーナ戦勝利に続きこの日も揺るぎない試合内容で連勝の流れを継続した」と伝えている。
この日のゲーム展開についても、「試合序盤から日本の勢いは鋭かった」と評しており、開始早々での鎌田のゴールには、「ボリビアの守備が整う前に得点が生まれている」などと説明。さらに、ピッチを幅広く使った攻撃や、途中出場の選手が追加点に絡んだ内容を振り返り、「サイド攻撃と後半のスタミナで明らかな優位性を示したことがそのまま結果につながった」と舌を巻いた。
またこの記事のタイトルには、森保監督を称えるべく「100試合目で爆発」と銘打たれている他、「日本、韓国より1点多く決めボリビアに3-0完勝」とも記されている。これは4日前に、韓国代表がボリビアを相手に2-0で勝利し、そのスコアを比較してのもの。韓国メディアもこの日の日本の強さに脱帽する様子がうかがえるトピックとなった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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