延長18回までもつれたワールドシリーズ第3戦で、ドジャースの大谷翔平は2本塁打、3打点、さらに9打席連続出塁という驚異的…
延長18回までもつれたワールドシリーズ第3戦で、ドジャースの大谷翔平は2本塁打、3打点、さらに9打席連続出塁という驚異的な記録を打ち立てた。
ロバーツ監督は「歴史に残る素晴らしいパフォーマンスだった」としながらも、これには相手チームの戦略があったのでは?と、明かした。ブルージェイズは大谷に打たせまいと徹底して敬遠。ロバーツ監督は、相手チームの狙いを指摘した。「大谷を何度も出塁させて、疲れさせようという狙いがあったと思う」と語る。ブルージェイズは、第4戦に先発登板を控える大谷を、長時間の試合で塁上に出し続けることで、翌日の先発での疲れを誘う狙いがあったのだ。それでも、ロバーツ監督は、大谷を途中交代する考えはなく「翔平は足にけいれんを起こしていたけど、試合展開を考えると勝つために残しておきたかった」と難しい判断を振り返っている。第4戦では、ブルージェイズの作戦が功を奏したのか大谷が打たれてしまいドジャースは敗戦。結果的にドジャースは本拠地での3連戦を終え、王手をかけられてしまった。
しかし、優勝がかかった第7戦、ロバーツ監督は中3日の大谷を先発として起用。第6戦に勝利した直後に決めたというこの大きな決断は大谷への絶対的な信頼を表していると言えるだろう。(ABEMA『おはようロバーツ』)