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11月16日にTOYOTA ARENA TOKYOで「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON」B1第11節が行われ、アルバルク東京が名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦。インジュアリーリストに登録されているブランドン・デイヴィスに加え、テーブス海、小酒部泰暉を欠く戦いを強いられると、66-74で敗れ、2連敗で11月最終節を終えた。
A東京はセバスチャン・サイズが16得点8リバウンドと奮闘。ザック・バランスキーが11得点、マーカス・フォスターが10得点、中村浩陸が9得点2スティール、ライアン・ロシターが6得点15リバウンド7アシストをマークした。
ロシターは2試合連続で7アシストを挙げ、B1個人通算2000アシストに到達。富樫勇樹(千葉ジェッツ)、並里成(ファイティングイーグルス名古屋)、藤井祐眞(群馬クレインサンダーズ)、鈴木達也(大阪エヴェッサ)に次ぐ史上5人目の記録で、ガードを本職とする選手以外では最速での達成を果たした。
206センチ105キロのビッグマンはクラブを通じて「これはチームメイトのおかげです。これまで多くの優秀な選手たちとプレーしてきましたが、彼らはうまくフリーになってくれます。そして私の強みのひとつはパスだと考えていますので、自分の強みを生かしてチームが勝てるよう貢献していきたいです」とコメントした。
36歳のベテランは第11節を終え、1試合平均7.9得点10.2リバウンド5.3アシストの活躍。栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)時代の2018-19シーズンに残した同4.8アシストを上回るペースでアシストを重ねる。
また、16日の試合でB1個人通算3500ディフェンスリバウンドも達成。ニック・ファジーカス氏(元川崎ブレイブサンダース)に次ぐ史上2人目の達成で、「リバウンドは昔から得意な分野で、そこに大きな誇りを感じている武器です。何より単純に楽しいですし、これからも続けていきます」と意欲を示した。
なお、A東京は東地区5位の10勝8敗。12月6日、7日にSAGAアリーナで行われる第12節では佐賀バルーナーズと対戦する。
【動画】A東京のライアン・ロシターが“トリプルダブル”を達成した仙台戦のハイライト