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 11月18日(現地時間17日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、5対5のチーム練習へ参加した。

 坐骨神経痛のため、レブロンはトレーニングキャンプとプレシーズンゲーム、さらには2025-26レギュラーシーズン最初の14試合を全休。昨シーズンのプレーオフ以来初のチーム練習参加となった。

 40歳の大ベテランにとって、坐骨神経痛に悩まされたのは今回が2度目。2023年夏にも経験し、その時も乗り越えることが大変だったという。

「もし坐骨神経痛を経験したことがないのに、周りがそれをジョークにしているなら、(その人たちが)絶対にならないことを祈るね。楽しいことじゃないから」

 昨シーズンまで、レブロンは22シーズン連続でレギュラーシーズン開幕戦に出場してきた。そのため、ここまで欠場期間が長引いていることに「本当に最悪さ」と切り出し、こう続けていた。

「バスケットボールを始めてからというもの、俺がシーズンのスタートで出場できなかったことは一度もない。…だから精神力を試されることになったが、俺はそれに耐えることができる体質だったし、チームへ復帰するために、精神的にも肉体的にも取り組んできた」

 復帰までのプロセスとして、レブロンはレイカーズ傘下のGリーグチーム、サウスベイ・レイカーズでも練習をこなし、18日にレイカーズへ合流して練習へ参加。NBA歴代最長となるキャリア23シーズン目が着々と近づいている。

 レイカーズはアウェー5連戦を3勝2敗で乗り切り、18日終了時点でウェスタン・カンファレンス4位の10勝4敗。19日にホームでユタ・ジャズ戦、24日にアウェーでジャズ戦が組まれていることから、そのどちらかで今シーズン初出場を飾る可能性がある。

 もっとも、レイカーズは19日のジャズ戦に向けた出場ステータスでレブロンをクエスチョナブル(Questionable=不確か)にしており、JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)はレブロンがプレーするかどうかは「未確定」と話していたことから、練習後の状態、試合当日のコンディションで出場または欠場が決まる見込み。

 ルカ・ドンチッチ、オースティン・リーブス、八村塁、ディアンドレ・エイトン、マーカス・スマート、ジェイク・ラレイビアを中心に戦うレイカーズにとって、レブロンの復帰は間違いなく朗報。バスケットボールを知り尽くした大ベテランの復帰戦は、大きな注目を集めるに違いない。

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