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 11月18日(現地時間17日、日付は以下同)。ロサンゼルス・クリッパーズは、敵地エックスフィニティ・モバイル・アリーナで臨んだフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦を108-110で落とし、2連敗を喫した。

 クリッパーズはブラッドリー・ビール(左股関節)が残り試合全休、カワイ・レナードがケガの管理で欠場。ルーキーのコービー・サンダーズ(2ウェイ契約)を先発起用し、3本の3ポイントシュート成功を含む計17得点を残した。

 この日もジェームズ・ハーデンはチーム最多の28得点に6リバウンド5アシスト2ブロックと奮戦。さらにイビツァ・ズバッツが14得点13リバウンド、ジョン・コリンズが11得点7リバウンド、ニコラ・バトゥームが11得点6リバウンドをマーク。

 ハーデンは15日のダラス・マーベリックス戦で41得点14リバウンド11アシストのトリプルダブルに2ブロック、続く17日のボストン・セルティックス戦でも37得点7リバウンド8アシストと爆発していた。

 シクサーズ戦を迎える前の時点でレギュラーシーズン通算2万7999得点としていた36歳は、第1クォーター残り10分15秒にボールプッシュから自ら持ち込んでレイアップを決めたことで、NBA史上11人目の通算2万8000得点を突破。

 シクサーズ戦を終えて、ハーデンは通算2万8027得点とした。前試合を終えた時点で平均26.0得点6.3リバウンド9.0アシストを残すベテランガードは、あと263得点でカーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか/2万8289得点)を抜き、NBA歴代10位へ順位を上げることとなる。

 今後ハーデンがケガなどで長期離脱でもしない限り、あと10~11試合でカーメロの記録を超えて歴代トップ10スコアラーの仲間入りを果たすことになるはずだ。

【動画】通算2万8000得点を突破したハーデンのショットはこちら!