<大相撲十一月場所>◇九日目◇17日◇福岡・福岡国際センター【映像】親方が激おこ 実際の立ち合いの様子 第72代横綱・稀…

<大相撲十一月場所>◇九日目◇17日◇福岡・福岡国際センター

【映像】親方が“激おこ” 実際の立ち合いの様子

 第72代横綱・稀勢の里の二所ノ関親方が語気を強めて力士を注意。立ち合い不成立となる異例の事態にファン騒然となる一幕があった。

 三段目十九枚目・須山(木瀬)と三段目二十七枚目・毅ノ司(雷)の一番での出来事。1度目の立ち合い、須山がつっかけてしまうと、行司が「まだまだ。あわせて」と制止。二所ノ関親方も「あわせて」と注意し、立ち遅れた毅ノ司は「はい!」と一礼していた。だが2度目の立ち合い、今度は毅ノ司がつっかけてしまい、館内からはどよめきが発生した。

 3度目の立ち合い。だが再び須山が先に立ってしまい、毅ノ司は受けて立ったものの、二所ノ関親方が手を上げて“強制ストップ”。二所ノ関親方は語気を強めて「あわせてちゃんとやれよ。ちゃんとあわせないと。な?」と注意した。

 館内に緊迫した空気が流れるなか、4度目の立ち合いは成立し、低い姿勢で前に出る須山が寄り倒しで快勝した。須山は2勝目。敗れた毅ノ司は4敗目を喫し、今場所負け越しが決まった。

 なかなか立ち合いが成立せず、二所ノ関親方が語気を強めて注意する珍しい場面に、視聴者も「キセノン激怒」「こわ」「ひぃー、怒られた!」「キレ気味w」と騒然となっていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)