◇米国女子◇アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン 最終日(16日)◇ペリカンGC (フロリダ州)…
◇米国女子◇アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン 最終日(16日)◇ペリカンGC (フロリダ州)◇6349yd(パー70)
米女子ツアーは20日(木)開幕のシーズン最終戦「CMEグループ ツアー選手権」(フロリダ州ティブロンGC ゴールドコース)を前に、来季の出場資格争いのほとんどが決着した。年間ポイントランキング(レース・トゥ・CMEグローブ)で大きな意味を持つボーダーライン、60位→80位→100位までのイス取りゲームの結果をおさらいする。
■トップ60
最終戦出場を決めるライン。賞金総額1100万ドル(約17億円)の超ビッグマネーが懸かるエリートフィールド争いはし烈を極め、ナタリア・グゼア(ロシア/64→57位)、ルーシー・リー(71→58位)、ブルック・マシューズ(62→59位)の3人が土壇場で圏外から滑り込んだ。マシューズは昨季下部エプソンツアーで馬場咲希らとともにプレーした27歳。年間ポイントレース上位10位タイまでの出場資格「カテゴリー9」からシーズンを戦った。
■トップ80
出場資格「カテゴリー1」を決めるライン。山下美夢有(139)、竹田麗央(102)、岩井明愛(143)、岩井千怜(140)、馬場(162)といったルーキーは当初の出場優先順位3ケタからトップカテゴリーを勝ち取った。予選会(Qシリーズ)を経て2年目に臨んだ吉田優利も、146番目から昨年は届かなかったハードルをクリアした。
イ・イルヒ(韓国)は宮里藍の名前もあるツアー優勝者「カテゴリー17」で、232番目からランク78位に入った。36歳はけがなどもあって昨季は3試合しかプレーしておらず、セカンドキャリアも見据えていたという。今季2試合目の出場だった「ショップライトLPGAクラシック」で2位に食い込み、出場優先順位を入れ替えるリシャッフルでのジャンプアップに成功。2017年に手放した通年の出場カテゴリーに返り咲いた。
■トップ100
来季、一定の出場機会が見込める「カテゴリー11」を決めるライン。104位で届かなかった渋野日向子は予選会のファイナルステージ(12月4日~/アラバマ州マグノリアグローブGC)に参戦し、上位25位タイまでの「カテゴリー15」を目指す。同じくカテゴリー1から予選会に回ることが決まった西村優菜は大会を今季自己最高21位で終えてポイントランク127位から115位へ。渋野とともに101~125位の「カテゴリー16」は確保した。
ラストマッチで予選落ちを喫しながらボーダーライン上の100位に踏みとどまったアリネ・クラウター(ドイツ)は昨季ポイントランク126~150位の「カテゴリー19」スタートで、出場優先順位375番目と数えるほどの試合にしか出られないポジションにいた。「全米女子オープン」前週で上位選手の多くがスキップした5月「リビエラマヤオープン」で今季初戦を迎えて21位に入ると、予選会からはい上がった全米女子でも28位。さらにショップライトクラシックで5位となり、リシャッフルでチャンスを広げて“下克上”を果たした。