(17日、明治神宮野球大会高校の部準決勝 九州国際大付8-7花巻東) 東北勢として10大会ぶりの決勝進出を目指した花巻…

 (17日、明治神宮野球大会高校の部準決勝 九州国際大付8-7花巻東)

 東北勢として10大会ぶりの決勝進出を目指した花巻東(東北・岩手)だったが、要所で守りのミスが出るなどして敗れた。主将で4番の古城大翔(だいと)(2年)は「エラー絡みの試合になり、打線もつながらず実力不足です」と話した。

 プロ野球の日本ハムや巨人で活躍した古城茂幸さんの次男で、1年の夏から3季連続で甲子園に出場。今大会でも初戦の崇徳(中国・広島)戦で豪快な一発を放つなど注目を集めたが、この日の九州国際大付戦では力みが目立ち、4打数無安打に終わった。三塁の守備では六回にタイムリーエラーもあり、「防げる点を防げなかったので悔いが残ります」と唇をかんだ。

 秋季東北大会を制しており、来年の選抜出場は確実となっている。4季連続の甲子園出場に向けて冬季練習の課題を問われ、「自分自身と向き合う時間にしたい。攻守に波のある選手は使い物にならないので、確実に打率を残して、堅実に守れるように練習する」。

 もちろん収穫もあった。この日の試合では相手の1番打者牟礼(むれ)翔の打撃が参考になったという。「チャンスにも打席で力が抜けているのを近くで感じることができた。自分はどうしても力が入ってしまうので」。春に向けていっそうの飛躍を誓った。

 佐々木洋監督も課題と収穫を口にした。

 二つのタイムリーエラーなど守備の乱れを課題にあげ、「今後、ポジションの変更も出てくる。選手には競争させて冬を過ごさせたい」。一方でこれまでエースの萬谷(まんや)堅心に頼る傾向の強かった投手陣に明るい兆しも。「先発した菅原(駿)はいい経験をした。2番手の赤間(史弥)も悪くなかった」と手応えを話していた。(堀川貴弘)