先週の福島ダート1700mで行われた2歳新馬は15頭のフルゲートだったものの、除外の権利持ちが10頭と権利なしの5頭…
先週の福島ダート1700mで行われた2歳新馬は15頭のフルゲートだったものの、除外の権利持ちが10頭と権利なしの5頭でこのレース自体の除外はなし。先々週の福島ダート1700mで除外された馬がこぞって出走してくると思っていたが、そんなこともなかった。
一時期は除外頭数が10頭以上いた東京ダート1600mも先週は3頭の除外。ひとまず、頭数は落ち着いてきた印象だが、12月に入ると再び除外ラッシュという毎年の傾向になりそうなので、それに対して先手を打つことが懸命な選択となりそうだ。
【11月22日(土) 京都ダート1400m】
◆カタリテ(牡、父ダノンレジェンド、母ツナグテ、栗東・北出成人厩舎)
母系に今年6月に3勝クラスのリボン賞を勝ってオープン入りしたムーヴ(父ラニ)がいる血統。本馬は2024年北海道サマーセール1歳にて、900万円(税抜き)で落札されている。
10月23日にゲート試験を合格した後も栗東に在厩して調整。坂路中心に追い切りを進めていたが、先週はCWで新馬と併せて6F83.9秒、3F36.6秒、1F11.3秒をマークした。「CWでここまで時計を出したのは初めて。その割には動けていましたし、ビッシリとやったことで良くなってくると思います」と北出成人調教師。鞍上は高杉吏麒騎手が予定されている。
【11月23日(日) 京都ダート1800m】
◆アルムアポジェ(牝、父アメリカンペイトリオット、母チャーリーズ、栗東・北出成人厩舎)
半兄にダートの1200mから1800mで4勝を挙げているアルムブラーヴ(父ブラックタイド)やダートの1000mから1600mで4勝を挙げているアルムラトゥール(父コパノリッキー)がおり、距離の守備範囲は広い血統かも知れない。
本馬について「胴の長い体型をしているので、中距離合いそうですし、ゲートが速くないので、初戦はこの距離から」と北出成人調教師。11月13日のCWでの1週前追い切りでは新馬と併せて馬なりで6F84.0秒、3F36.7秒、1F11.4秒と優秀な時計をマークして、いい動きを見せている。鞍上は秋山稔樹騎手が予定されている。
【11月24日(月・祝) 東京芝1600m(牝)】
◆グラスベルグ(牝、父アドマイヤマーズ、母ゴールドエッセンス、栗東・斉藤崇史厩舎)
半兄ブラックシールド(父キタサンブラック)は今年9月のレインボーSを勝ってオープン入り。おじにダービー馬シャフリヤール(父ディープインパクト)、皐月賞馬アルアイン(父ディープインパクト)がいる血統で、母は現役時代に同厩舎で管理されている。
先週のCWではレースで騎乗予定のC.デムーロ騎手が跨って3頭併せ。最後方から追走したということもあり遅れてしまう形となったが、6F82.7秒、3F37.2秒、1F11.8秒は及第点といった時計。ラスト1Fのラップがもう少し縮まってくればというところはあるが「ハミに頼って走るところもあって、力のいるウッドチップでは動かないかも知れません。芝なら変わると思います」と斉藤崇史調教師。
【11月24日(月・祝) 福島芝1800m】
◆トゥスコラーナ(牝、父ハービンジャー、母グランデストラーダ、栗東・松永幹夫厩舎)
母系に2024年のオークス、秋華賞でGIを制したチェルヴィニア(父ハービンジャー)がいる血統。母は現役時代に阪神芝2000mで新馬勝ちして、その後中央競馬のダートでは2勝を挙げている。本馬は初仔。
10月11日にノーザンファームしがらきから栗東へ入厩して、10月23日にゲート試験を合格。そのまま在厩で調整を続けており、11月12日のCW追い切りでは6F79.0秒をマークした。「さすがに全体時計が速かったので、終いは12.7秒かかってしまいましたが、このひと追い良くなってくると思います」と松永幹夫調教師。鞍上は武豊騎手が予定されている。
(取材・文:井内利彰)