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 11月17日(現地時間16日)。ヒューストン・ロケッツは、ホームのトヨタ・センターでオーランド・マジックを迎えた。3連勝中のチーム同士による一戦は、アウェーのマジックが最大14点をリードした。

 3点リードで迎えた第4クォーター。マジックはジェット・ハワードの3ポイントシュート、デズモンド・ベインの7連続得点で、残り9分8秒にリードを11点へ広げた。するとロケッツが猛追。アルペレン・シェングン、ケビン・デュラントを中心に加点し、残り2分49秒にデュラントの長距離砲で逆転。

 その後マジックが再び逆転に成功し、残り33.0秒にウェンデル・カーターJr.のダンクで3点差をつけると、デュラントが直後のポゼッションでプルアップスリーを放り込んで追いつく。ロケッツは残り3.6秒に痛恨のターンオーバーを犯し、残り1.7秒で2点を追う展開に追い込まれるも、シェングンが終了間際にペイントエリアで同点弾を見舞い、延長に持ち込む。

 延長に入っても両チームはリードが入れ替わる激戦を演じ、ロケッツが残り51.8秒にアメン・トンプソンのダンクで逆転し、デュラントがプルアップジャンパーを沈めて残り9.2秒で3点差をつけると、そこからリードを保持して最終スコア117-113で勝利を飾った。


 4連勝のロケッツは、直近10戦を9勝1敗とし、9勝3敗でウェスタン・カンファレンス3位。マジック戦ではデュラントがゲームハイの35得点に5リバウンド6アシスト、シェングンが30得点12リバウンド8アシスト2ブロックと両輪が躍動。

 さらにリード・シェパードが16得点7リバウンド、トンプソンが12得点10リバウンド、ジャバリ・スミスJr.が10得点10リバウンド、アーロン・ホリデーが10得点、スティーブン・アダムズが両チーム最多の13リバウンドを奪った。

 両チームともフィールドゴール成功率が42.0パーセント以下に終わる中、ロケッツがオフェンシブ・リバウンド数で19-9、合計リバウンド数で60-38とマジックに大差をつけ、最終クォーターの2ケタビハインドから見事な逆転勝利を手にした。

【動画】マジック対ロケッツ戦を第4クォーター終盤からハイライトでチェック!