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11月17日、B1西地区の琉球ゴールデンキングスに所属していたアンドリュー・ランダルが契約満了により退団し、B1東地区のサンロッカーズ渋谷へ移籍することが発表された。
アメリカ出身で現在35歳のランダルは、198センチ109キロのスモールフォワード。2013年に当時bjリーグに所属していた琉球でプロキャリアをスタートさせると、2016年のBリーグ開幕後も日本のクラブを渡り歩いてきた。昨シーズン限りでライジングゼファー福岡を退団し、今シーズンは所属先がないまま開幕を迎えていたが、ケヴェ・アルマが抜けた琉球と10月31日付で短期契約に合意。加入後はB1リーグ戦の全8試合に出場し、1試合平均10.8得点3.8リバウンド2.4アシストをマークしていた。
琉球は「チームの緊急補強という状況の中で短期契約という形を理解したうえで即座に加入を快諾し、短い期間ながらも豊富な経験と高いプロ意識をもってチームに貢献してくれました」と、その貢献への感謝を示すコメントをクラブ公式サイトに掲載。
今回の契約満了に伴い、ランダルは「キングスの一員としてまた戻って来て、このコーチ陣と選手たちとプレーする機会を与えてくださった球団に感謝しています。ファンの皆さんを含め、両手を広げて迎え入れてくれたすべての方にも感謝しています。そして、何よりこのチームがこれから進んでいく道に、素晴らしいことが待っているよう願っています。チームのファンでいてくれている皆さんには、私個人からも感謝を伝えたいと思います。私だけでなくチーム全体を支え続けてくれて、本当にありがとうございます。あらためて、キングスの組織とファンの皆さん、ありがとう」と、コメントを寄せた。
B1リーグ戦は、バスケットボール日本代表の活動に伴い、11月17日から12月4日までリーグ戦が休止。ランダルの新天地となるSR渋谷は、現在B1東地区8位と苦戦しており、リーグ戦が再開する第12節では7連勝中と勢いに乗るレバンガ北海道をホームに迎え撃つ。
【動画】退団直前に16得点8リバウンドの活躍…ランダルの11月16日プレーハイライト映像