プロ8年目で嬉しいツアー初優勝を飾った脇元華(C)Getty Images 国内女子ゴルフ「伊藤園レディス」(千葉県・グ…

プロ8年目で嬉しいツアー初優勝を飾った脇元華(C)Getty Images

 国内女子ゴルフ「伊藤園レディス」(千葉県・グレートアイランドC)の最終ラウンドが11月16日に行われ、プロ8年目の脇元華が悲願のツアー初優勝を飾った。8位から出た脇元は8バーディー、1ボギーでこの日最少の「65」をマーク。2打差を逆転した。

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 パットのイップスや腰痛に悩まされながら、史上12番目のスロー記録となるプロ通算202試合目での悲願だった。「最終日に弱い」ことを自認し、目の前の一打に集中した結果、8バーディーを量産。嬉し涙につなげた。

 脇元は試合後に自身のインスタグラムを更新。20枚の写真を投稿するとともに、「やっと。やっと…初優勝をする事ができました。プロになって8年。長かったです」と万感の思いを書き込んだ。

 スポンサー、ファンへの感謝を記し、「父、祖母はじめ、家族の皆んな、本当に今まで支えてくれてありがとう やっと恩返しできたかな?」と問いかけるようにつづった。続けて「まだまだこれから頑張るね」と力こぶの絵文字を添えて意気込んだ。

 数々の困難を乗り越え、28歳でつかんだ1勝目。「ツアーで勝つ!ジュニアからの夢でした!努力したら夢って叶うんですね」と率直な思いを吐露。「まだまだ、道の半ばですが明日から気持ちを入れ直して2勝目、3勝目できるように頑張ります」と次戦以降を見据えた。

 投稿の最後に、脇元はキャディーへの労いの言葉を送った後に「皆んなーーー!!勝ったよーーーー」と喜びを爆発。「#V1」「#初優勝」とハッシュタグを加えた。

 今回の優勝で、出身地の宮崎県で開催される今季最終戦のメジャー「リコーカップ」(27日開幕、宮崎CC)への出場権をゲット。胸を張って、地元に凱旋できる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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