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11月16日(現地時間15日、日付は以下同)。ニューオーリンズ・ペリカンズは、ウィリー・グリーンHC(ヘッドコーチ)を解任し、アソシエイトHCのジェームズ・ボーレゴが暫定HCを務めることを発表した。
今シーズンのペリカンズは、開幕6連敗でスタート。その後2連勝を飾るも、そこから再び4連敗に陥り、16日を終えた時点でウェスタン・カンファレンス最下位の2勝10敗と低迷。
ガードのデジャンテ・マレーは右足アキレス腱断裂から回復途中のため出場できておらず、得点源のザイオン・ウィリアムソン(ハムストリング)が6試合連続、ジョーダン・プール(ヒザ)も5試合連続で欠場と複数の主力を欠いていた。
2021-22シーズンからペリカンズで指揮を執ってきたグリーンは、2022年と2024年にチームをプレーオフへ導いてきた。ただ、主力の相次ぐケガもあって昨シーズンはウェスト14位の21勝61敗と苦戦。
今シーズンに至っては、最初の6試合のうち3試合で30点差以上をつけられたNBA史上初のチームとなり、いずれも120失点以上を喫していた。グリーンは就任約5シーズンでレギュラーシーズン通算340試合を指揮し、150勝190敗(勝率44.1パーセント)となった。
ボーレゴ暫定HCは、17日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で新人デリック・クイーンを先発起用し、9得点7リバウンド6アシスト2ブロックをマーク。トレイ・マーフィー3世が20得点8リバウンド4スティール、ホセ・アルバラードが18得点、ジェレマイア・フィアーズが17得点5リバウンドを残すも、106-124で敗れて5連敗となり、今シーズンの戦績を2勝11敗とした。