第105回全国高校ラグビー大会大阪府予選の決勝3試合が16日、東大阪市花園ラグビー場であった。第1地区は東海大大阪仰星…
第105回全国高校ラグビー大会大阪府予選の決勝3試合が16日、東大阪市花園ラグビー場であった。第1地区は東海大大阪仰星が7年連続25回目、第2地区は常翔学園が2年連続43回目、第3地区は大阪桐蔭が5年連続19回目の優勝となった。3校は12月27日に同ラグビー場で開幕する全国大会に出場する。
第1地区は、昨季の全国大会で準優勝した東海大大阪仰星が80―5で近大付を圧倒した。
仰星は前半5分、同12分とトライをするが、いずれもゴールが決まらない。同16分、近大付にトライを決められて10―5と肉薄される。
だが、ここからは仰星がFWの強さ、巧みなパス回し、そして走力で近大付を圧倒。前後半あわせて12トライ、10ゴールで完勝した。
第2地区は、常翔学園が関大北陽を52ー7で下した。
常翔学園は前半6分、古澤晴也選手(3年)が、ラックからボールを持ち出して先制のトライ。その後も、トライを重ねていった。関大北陽は後半25分、トライとゴールで意地を見せた。
第3地区は、大阪桐蔭が大阪朝鮮を38―0で破った。大阪桐蔭は前半8分の須田琥珀選手(3年)のトライを皮切りに着実に加点、試合の主導権を握り、突き放した。大阪朝鮮はゴール近くまで何度も攻めたが、届かなかった。(編集委員・中島隆)