第78回全日本バレーボール高校選手権大会佐賀県予選会は16日、鳥栖市のサロンパスアリーナで決勝があり、男子は佐賀学園が…

 第78回全日本バレーボール高校選手権大会佐賀県予選会は16日、鳥栖市のサロンパスアリーナで決勝があり、男子は佐賀学園が2年ぶり、女子は鳥栖商が6年ぶりに優勝。来年1月5日から東京体育館である全国大会へ、佐賀学園は10回目、鳥栖商は5回目の出場を決めた。

 男子の佐賀学園は、昨年の決勝で敗れた佐賀商に3―1で雪辱、大古場光希主将(3年)は「先輩たちのかたきがとれた」と喜んだ。1―1からの第3セット以降、相手攻撃を再三、ブロックで防ぎ流れをつかんだ。蒲原和孝監督は「ブロックのやり方を変える指示を出し、リズムが出た」と振り返り、「高さ対策をして全国大会に臨みたい」と話した。

 女子の鳥栖商は、先発で唯一の3年生、坂口美桜選手が「声で引っ張っていくことを意識している」と言い、チームに勢いを与えた。連覇を狙った佐賀学園を3―1で下した。久保山恵美主将(3年)は「高校総体は1勝だったので、次はしっかり2勝できるよう頑張りたい」と全国大会を見据えた。(森田博志)