第105回全国高校ラグビーの和歌山県大会決勝が16日、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場であった。近大和歌山が42―7で…
第105回全国高校ラグビーの和歌山県大会決勝が16日、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場であった。近大和歌山が42―7で熊野を破り、5年連続7回目の全国大会出場を決めた。12月27日に東大阪市花園ラグビー場(大阪府)で開幕する全国大会に出場する。
近大和歌山は前半18分、自陣からの連続攻撃で左に展開し、広谷太智選手(2年)が先制のトライ。その後21分、26分と立て続けにトライを決め、21―0で前半を折り返した。
後半は開始早々に熊野がラインアウトから展開し、広畑汰南主将(3年)の巧みなキックから井本倖清選手(3年)が右隅にトライ。ゴールも決まって7点を返した。だが、近大和歌山は後半10分と20分にいずれもFW勢がトライを決めるなど、多彩な攻撃で熊野を突き放した。
6回のゴールをすべて決めた近大和歌山の森悠真主将は「後半の入りが悪かったが、そのあと立て直すことができた」と振り返った。田中大仁監督は「どこが相手でもしっかり勝ち切りたい」と全国大会への抱負を語った。(大野博)