愛媛中学駅伝競走大会(愛媛県中学校体育連盟、愛媛陸上競技協会、朝日新聞社主催)が16日、新居浜市の東雲競技場周辺であっ…

 愛媛中学駅伝競走大会(愛媛県中学校体育連盟、愛媛陸上競技協会、朝日新聞社主催)が16日、新居浜市の東雲競技場周辺であった。女子は伊予市立港南が41分57秒で、男子は愛媛ランニングアカデミーが57分24秒でいずれも初優勝した。両チームは12月14日に滋賀県野洲市で開かれる全国大会に出場する。

 快晴の午前11時、女子からスタートした。新居浜市の古川拓哉市長が初めてスターターを務めて号砲を鳴らした。

 女子(5区間12キロ)は39チームが出場した。伊予市立港南は1区の1年生が4位と好走し、2区でトップに立つと最後までリードを守った。キャプテンでアンカーの神足祐妃(こうもとゆき)さん(3年)は「周りからの声援に応える走りができ、鉢巻きに書いた『完全燃焼』もできました」と声を弾ませた。

 男子(6区間18キロ)は47チームが出場。昨年から参加している愛媛ランニングアカデミーは松山市を中心に約100人が集うNPO法人。キャプテンで松前町立北伊予3年の二宮海哩(かいり)さんは「チームの調子が上がっていたので、優勝を狙っていました。全国大会で記録を伸ばしたい」と話した。(堀江泰史)