<令和7年度 明治神宮大会 高校の部:九州国際大付6―5山梨学院>◇16日◇2回戦◇明治神宮球場 明治神宮大会は16日、…
<令和7年度 明治神宮大会 高校の部:九州国際大付6―5山梨学院>◇16日◇2回戦◇明治神宮球場
明治神宮大会は16日、2回戦が行われ、九州国際大付が6対5で山梨学院にサヨナラ勝ちを飾った。
この試合の中で、大きなインパクトを残したのが、九州国際大付のリードオフマン・牟禮 翔外野手(2年)だ。7回にバックスクリーンに豪快な一発。9回には菰田 陽生投手からレフト前安打を放った。
「会心の当たりではなかったですが、いい感じに飛んでくれました。バックスクリーンに打つことを意識してやっているので、うまくいってよかったです」と本塁打の打席を振り返った。
レフトに引っ張って打とうとすると、身体が開いてしまうため、普段からバックスクリーンを意識している。この本塁打で高校通算24本目となったが、半数はセンター方向の本塁打だという。中学時代には陸上競技にも取り組み、50メートル6.0秒。遠投105メートルと抜群の身体能力を持つ。また、トレーニングにも励み、体重は89キロまで増量するなど、パワーも付いた。
今後の目標を問われると、「プロ1本で考えています。1位指名を目指したいです」と力強く宣言。九州国際大付のリードオフマンが全国の舞台で駆け回る。