ロバーツ監督が明かした“転倒”の真相 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督がABEMA独占インタビュー企画「おはようロバーツ…
ロバーツ監督が明かした“転倒”の真相
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督がABEMA独占インタビュー企画「おはようロバーツ ワールドシリーズ舞台裏スペシャル」に出演し、ワールドシリーズ2連覇を果たした舞台裏を明かしている。本拠地での第5戦に敗れ、シリーズ2勝3敗になった翌日の移動日。指揮官がナインに熱意をぶつけていた。
第6戦に向かう最中、指揮官はナインに提案した。「飛行機で移動している途中、練習を任意にしたんだ」。疲労も考慮し、休みを選択する選手にも許可を出した。しかし、「するとコーチが『全員、練習に来ますよ』と言ったんだ。誰も休みたがっていない。本当に嬉しかった」と、全員がトロントでの練習に姿を表した。
「結局みんな飛行機を降りて、嬉しそうに練習していた。チーム全体の勝利への強い意志です」
練習中に、指揮官は“思いついた”行動を取った。「トレーニング中のことでした。チームに少し笑いや楽しさが必要だと感じました。だから、キム・ヘソンと競争して、みんなを笑わせようと思った」。そう話すように、一塁ベースから三塁ベースまでの競争がスタート。ところが、ロバーツ監督は二塁を回ったところで転倒してしまったのだった。
「ただ、自分が顔から転ぶことは想定外。気持ちは若いけど、体はもう年寄りなんだよね。ハムストリングが今もまだ少し痛い。でも、選手は笑って楽しんでくれたから、目的は果たせたよ」
チームは第6戦と第7戦に勝利し、2年連続でワールドシリーズを制覇。試合後に米放送局「FOXスポーツ」に出演したフレディ・フリーマン内野手は「ドク(ロバーツ監督)がキムと競争しようとして地面に倒れた時、雰囲気が変わったような気がしたんです」と笑顔で話していたが、ロバーツ監督の“神行動”が勝機を手繰り寄せたのかもしれない。(Full-Count編集部)