◇米国男子◇バターフィールド バミューダ選手権 最終日(16日)◇ポートロイヤルGC(バミューダ諸島)◇6828yd(パ…

◇米国男子◇バターフィールド バミューダ選手権 最終日(16日)◇ポートロイヤルGC(バミューダ諸島)◇6828yd(パー71)
米ツアーでは初めての最終日最終組から、ルーキーシーズンでの初優勝に2ストローク届かなかった。3位から1打差を追った金谷拓実は強風が吹く難コンディションで4バーディ、5ボギーの「72」で回り、通算11アンダーの3位タイで惜敗した。
2打差に開いた終盤17番(パー5)では2mのチャンスを決めて再び1打差に迫り、逆転への望みをつないで迎えた最終18番。1Wショットをフェアウェイに運んだものの、2打目をグリーン右手前のバンカーに外し、同組のアダム・シェンクの優勝が決まった後に打った1.5mのパーパットもカップを逸れた。

120位にいた年間ポイントランキングは、米ツアー自己最高位でのフィニッシュにより99位に浮上。来季シード権が得られるトップ100の圏内に食い込み、来週のシーズン最終戦「ザ・RSMクラシック」(米ジョージア州)に乗り込む。
通算13アンダーで金谷に競り勝った33歳のシェンクは1バーディ、1ボギーの「71」にまとめ、ポイントランク134位とシード圏外にいたシーズン終盤に念願の初タイトルをつかんだ。

2打差7位から出た星野陸也は3バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「72」と1つ落とし、9アンダー8位で終えた。悔やまれるのは2打差で迎えた17番。アイアンを握った1打目が左サイドの池まで達し、アプローチミスも重なる5オン2パットのダブルボギーで首位の背中が遠のいた。
13位スタートの久常涼は「80」と崩れて2オーバーの52位に後退し、ポイントランクを92位から95位に下げた。大西魁斗も「78」をたたき7オーバー67位で終えた。