【キリンチャレンジカップ2025】日本代表 2-0 ガーナ代表(11月14日/豊田スタジアム)【映像】佐野海舟の「鉄壁す…

【キリンチャレンジカップ2025】日本代表 2-0 ガーナ代表(11月14日/豊田スタジアム)
日本代表のMF佐野海舟の見事なボール回収が話題となっている。
日本代表は11月14日、国際親善試合でガーナ代表を2-0で撃破。MOM級の活躍を披露したのが、ダブルボランチの一角でスタメン出場した佐野だ。先制点を演出した16分のシーンをはじめ、攻守で圧巻のインテンシティーを発揮した。
何よりも際立っていたのが、やはり十八番のボール回収。例えば、58分の場面。センターサークル内でFWブランドン・トーマス=アサンテにボールが入ると、何度かフェイントで揺さぶりながら突破を狙ってきた。しかし、佐野はその動きに完璧に対応し、最後はスライディングでボール奪取。こぼれ球をMF田中碧が拾い、日本がマイボールにした。
しかも、このボール奪取から日本はボールを繋いで最終的には佐野がミドルシュートでフィニッシュ。直後の60分にはMF堂安律の追加点も決まっている。
守備的ボランチの新たな可能性に

そんな良い流れを作った1対1守備は、サッカーファンの間でも大きな話題に。SNSは「佐野海舟バケモンだわマジで」「佐野海舟あそこ奪えるの異次元すぎ」「全部ボール奪取するやん」「鉄壁すぎる」「たまらんな」「そりゃもう笑っちゃうよな」「体の動かし方うますぎ」「ワールドクラスの守備だ」「フィジカル/奪取力が凄すぎる」など騒然とした。
日本代表の守備的ボランチと言えば、ここ7年ほどキャプテンの遠藤航が主力を担ってきた。しかし、24年夏にマインツに旅立ってブンデスリーガで腕を磨いた佐野は、確実に新たな可能性になりつつある。「ワールドカップ優勝には2チーム分や3チーム分の戦力が必要」と強調してきた森保一監督にとっては、かなりの朗報だろう。続くボリビア戦(11月18日)でもそのパフォーマンスは必見だ。
(ABEMA/サッカー日本代表)