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11月15日(現地時間14日、日付は以下同)。サクラメント・キングスは、敵地ターゲット・センターでミネソタ・ティンバーウルブズ相手に110-124で敗れたことで5連敗となり、翌16日を終えてウェスタン・カンファレンス13位の3勝10敗とした。
ウルブズ戦で、キングスは先発ポイントガード(PG)を務めてきたデニス・シュルーダーをベンチスタートへ回し、先発ウイングに入っていたラッセル・ウェストブルックを本来のPGへ起用。
ドマンタス・サボニスがシーズンハイの34得点に11リバウンド3アシスト、ザック・ラビーンが25得点6リバウンド3アシスト、シュルーダーが14得点6リバウンド6アシストをマーク。
そしてウェストブルックは31分1秒の出場で13得点10リバウンド14アシストを残し、今シーズン2度目のトリプルダブルと奮戦。第2クォーター中盤には、素早いパスでサボニスのショットを演出し、レギュラーシーズン通算1万アシストに到達した。
レギュラーシーズン通算1万アシストはNBA史上8人目の偉業。さらにウェストブルックは通算2万6392得点を残しており、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)に続いてNBA史上2人目となる通算2万5000得点、1万アシストを突破した選手に。
「数字を追いかけることはなく、とにかくプレーを楽しむことを追求すればよかった。残りは後からついてきたんだ。すべてを通して、謙虚さと感謝の気持ちでいっぱいだった」
16日に自身のソーシャルメディアへそう投稿したウェストブルックは、キャリア18年目の今シーズンもエネルギッシュなプレーを見せている。37歳のベテランは、あと319得点することで、オスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか/2万6710得点)を抜いて、PGにおけるNBA通算得点でトップに躍り出るだけに、次戦以降もそのパフォーマンスに注目したい。
レギュラーシーズンにおける通算アシストのトップ10は下記のとおり。現役が3人ランクしている点も特筆すべきだろう。
※データは日本時間11月16日終了時点、チーム名は略称、*=現役選手
■NBAレギュラーシーズン通算アシスト数 歴代トップ10
1位 ジョン・ストックトン(元ジャズ):1万5806本
2位 クリス・ポール*(クリッパーズ):1万2528本
3位 ジェイソン・キッド(元マーベリックスほか):1万2091本
4位 レブロン・ジェームズ*(レイカーズ):1万1584本
5位 スティーブ・ナッシュ(元サンズほか):1万335本
6位 マーク・ジャクソン(元ペイサーズほか):1万334本
7位 アービン“マジック”ジョンソン(元レイカーズ):1万141本
8位 ラッセル・ウェストブルック*(キングス):1万8本
9位 オスカー・ロバートソン(元ロイヤルズほか):9887本
10位 アイザイア トーマス(元ピストンズ):9061本