神戸マラソン2025(兵庫県、神戸市など主催、朝日新聞社など共催)が16日、神戸市と兵庫県明石市であった。阪神・淡路大…
神戸マラソン2025(兵庫県、神戸市など主催、朝日新聞社など共催)が16日、神戸市と兵庫県明石市であった。阪神・淡路大震災の復興支援への感謝を込めた大会は13回目。震災から30年となった港町を2万913人が駆け抜けた。
秋晴れのもと、ランナーたちは黄色い手袋をつけた両手を高く掲げ、復興を象徴するヒマワリを表現した後、神戸市役所前をスタートした。
今大会からコースが見直され、最終盤の急な坂がなくなり、全体的に起伏が減ったコースとなった。ランナーたちは明石海峡大橋よりも西側の大蔵海岸公園(明石市)を折り返した後、新たにゴールとなった神戸ハーバーランドまでの42.195キロをめざした。完走率は96%だった。
男子3位で日本勢トップの熊橋弘将選手(山陽特殊製鋼)は「行けるところまで先頭でと思っていた。日差しは強かったが、基本的にフラットなコースで走りやすかった」と話した。(西崎啓太朗)