「MLBアワード」で名司会を務める 走攻守に才能を発揮するドジャースのムーキー・ベッツ内野手が、野球以外でも意外な芸達者…

「MLBアワード」で名司会を務める

 走攻守に才能を発揮するドジャースのムーキー・ベッツ内野手が、野球以外でも意外な芸達者ぶりを発揮した。13日(日本時間14日)に今季の各表彰を発表した「MLBアワード」で司会を担当し、コントのような演技を見せるなど、巧みなトークで会場を盛り上げた。

 人気コメディアンのロイ・ウッドJr.氏とともに司会を担当。同僚である大谷翔平投手のリーグMVPとエドガー・マルティネス賞、オールMLBのファーストチーム、ハンク・アーロン賞などの表彰ラッシュをユーモアを交えながら軽妙なトークで伝えた。

 ロイ・ウッドJr.氏が「カーショーが引退したのは、お前が原因だ」と替え歌でベッツをいじる場面も。さらにロイ・ウッドJr.氏は「そしてデーブ・ロバーツからも……」と歌い続けると、観客席は爆笑。するとベッツは立ち上がり、「これをよこせ!」とロイ・ウッドJr.氏からマイクを奪った。

 ロイ・ウッドJr.氏は両手を上げて恐縮した様子で「そういうつもりじゃ……」とお詫び。その反応にベッツは「What’s wrong with you man!(頭おかしいんじゃないの?!)」と激怒したように振る舞った。

 もちろん本気で怒っているのではなく“演技”だが、ベッツの役者ぶりにファンも喝采。SNSでは「一瞬本当にキレたのかと思った」「ムーク(くだらない)笑」「面白すぎ」「ムーキーを激怒させた」「ベッツの動きがコメディアン」などの反響が寄せられていた。

 ベッツはこれまでも、米国の人気コメディ映画「裸の銃を持つ男」に登場し、その演技力が話題を集めていた。外野手から二塁手や遊撃手にコンバートされても見事な動きを見せるなど、プレーでも器用さには定評があるが、その才能は野球以外にも発揮されているようだ。(Full-Count編集部)