第105回全国高校ラグビー徳島県大会の決勝が15日、徳島市球技場であり、城東が41―0で、つるぎを破って9年連続21回…

 第105回全国高校ラグビー徳島県大会の決勝が15日、徳島市球技場であり、城東が41―0で、つるぎを破って9年連続21回目の優勝を決めた。来月27日に東大阪市花園ラグビー場(大阪府)で開幕する全国大会に出場する。

 両校の決勝での対戦は5年連続。城東は開始直後の前半1分、敵陣ゴール前のラックから藤原陸選手がボールを押し込み、先制トライ。8分には松田遼選手、14分には井(いい)颯太郎選手もトライを決め、滝沢蓮選手も3ゴールを成功させ、計21点を奪って折り返した。後半も手を緩めない攻撃と堅い守りで圧倒した。

 つるぎはパスを左右に展開するなどして相手のミスを誘い、トライ直前まで攻め込む場面が度々あったが及ばなかった。

 城東の共同主将の一人、近藤壮一郎選手は「相手のプレッシャーから、自分たちのテンポでできなかったところもあったが、修正して勝ち切れた。花園では2勝を目指す」と語った。(杉山匡史)