第105回全国高校ラグビー大会山口県予選の決勝が15日、長門市のヤマネスタジアム俵山であった。高川学園が71―19で萩…

 第105回全国高校ラグビー大会山口県予選の決勝が15日、長門市のヤマネスタジアム俵山であった。高川学園が71―19で萩商工に勝ち、3年連続3回目の全国大会出場を決めた。

 高川学園の展開力が前半から目立った。11分までに4連続トライを挙げるなど、前半を33―14で折り返すと、後半も6トライを重ねて相手を突き放した。

 萩商工は、ナンバー8の村田利玖(3年)の突破などで反撃。村田の2トライなど計3トライを奪う意地を見せたが、高川学園の多彩な攻撃を防ぎきれなかった。

 高川学園の野村賢二監督は「FWとバックスの両方で、的を絞らせないようにアタックできた」。センターの大嶋惺楽主将(3年)は「素直にうれしい。相手は攻撃も守備も積極的だった。全国大会では反則を減らして、16強をめざしたい」と話した。(北上田剛)