◇米国女子◇アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン 3日目(15日)◇ペリカンGC (フロリダ州)…

竹田麗央は久々のバミューダ芝にアジャストしながらショット力を発揮

◇米国女子◇アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン 3日目(15日)◇ペリカンGC (フロリダ州)◇6349yd(パー70)

前半2番、竹田麗央はペリカンGCならではのワナにハマった。“極小”のグリーン面の手前側にピンが切られ、奥までこぼれれば大トラブル必至のロケーション。奥よりは危険度が低いこともあって手前の急傾斜で花道へ外れるケースが続出し、竹田もその一人だった。

「自分はアプローチの方がイメージが出る。(基本は)アプローチでやりたいんですけど、ちょっと(芝が)ペタッとしていたりしたらパターも使おう、と」。最初にパターを握って転がし上げようとした寄せが傾斜で戻され、4打目はウェッジに切り替えてトライ。コース屈指の難所でダブルボギーが先行した。

2つのダブルボギーが先行したが…

これで終わらない。6番も手前から傾斜を上った先のピンが近いアプローチを強いられた。58度を使ったチッピングがキャリーで突っ込み切れずに戻されると、54度に持ち替えた4打目も深く入ってショート。再びのダブルボギーには、いつもポーカーフェイスを貫く22歳もさすがに表情が強張った。

「2回目のダボが来たときは、ちょっと半ギレでした…」。苦笑いで明かしたメンタルの揺れ動きも仕方ない“悪夢”だったが、ここから一気に崩れないのが竹田の強さでもある。続く7番(パー5)はUTで2オンに成功して1個目のバーディを奪い、8番もピンの根元に落とすような9番アイアンの2打目で難なく獲って2連続。後半も14番(パー5)から3連続バーディとして、1アンダー「69」にまとめる底力を見せた。

傾斜に対する寄せがポイントになるコース

「打ってしまったものは、もうしょうがないと思って、そこから切り替えてラウンドができました」という振り返りは、いつも通り淡々としたもの。もちろん容易ではなかったカムバックを決め、通算4アンダー25位とまずまずの位置につけた。

国別対抗戦「ハンファ・ライフプラス インターナショナルクラウン」を含めたアジアでの5連戦を経て、シーズン開幕から2試合をプレーして以来のフロリダ開催は次週も続く。日本などに比べればペタッとしているバミューダ芝のライに対処するショットの感覚を徐々に取り戻しながら、ルーキーシーズンのラスト2戦を駆け抜ける。(フロリダ州ベルエア/亀山泰宏)