◇国内女子◇伊藤園レディス 2日目(15日)◇グレートアイランドC(千葉)◇6769yd(パー72)◇晴れ(観衆505…
◇国内女子◇伊藤園レディス 2日目(15日)◇グレートアイランドC(千葉)◇6769yd(パー72)◇晴れ(観衆5054人)
メルセデスランキング1位の佐久間朱莉が初の年間女王に“王手”をかけた。早朝のアウト2組目を28位から出て、8バーディ、1ボギーのフィールドベスト「65」をマーク。通算10アンダーで首位と1打差2位に急浮上した。ランク2位の神谷そらが首位から35位に後退、ランク3位の河本結は26位、ランク4位の菅楓華は42位と、このままの順位で大会を終えれば女王が確定する。
初日はライバル神谷が首位発進で、自分は28位。それでも、この日は「自分がビッグスコアを出せば、最終日をおもしろい位置で迎えられる」と冷静だった。前半から「31」で通算8アンダーとし、最終組スタート前に単独首位に浮上する猛チャージを見せた。
実測173ydの2番(パー3)はフロントエッジから38yd、左4ydの最奥ピンへ、5番ユーティリティで果敢に突っ込んだ。ピン左前50cmにキャリーし、左奥20cmに止まるスーパーショットでバーディを先行。6番で奪った4個目のバーディは残り110ydからベタピンにつける。「普段はピッチングウェッジの距離だけど、9番アイアンで抑えて打ちました」と奥50cmに落とし、手前50cmに戻す、絶妙のスピンコントロールだった。
2日連続で佐久間と回った原英莉花が言う。「私なんかが言うのもなんですけど…凄みを増したと思う」。同じ男子プロ尾崎将司門下で腕を磨き、今季は米下部エプソンツアーで奮闘し、来季の米ツアー切符をつかんだ“先輩”が「ティショットが飛んでるし、アイアンショットのスピンコントロールが効いてるなって。特に左ピンに対して突っ込んで打ってくるメンタル。“信じて打ってるな”と感じました」とたたえてくれた。
佐久間は「ずっと一緒にジャンボさんの下でやってきた方にそう言われて、本当にうれしいです」。今週はグリーンがソフトと見越して、スピンコントロールに重点を置いて調整しており「そこを見てくださっていたのが…」と感激の笑みを浮かべる。
今季5勝目を挙げれば、無条件で女王が決まる最終日。「明日もプレーに集中したい。スコアを、通算15アンダーを意識していきたい」。女王にふさわしいプレーを見せれば、おのずと待ち焦がれたゴールが待っている。(千葉県長南町/加藤裕一)
<女王の可能性があるメルセデスランク上位4人>※右端は1位との差
1/佐久間朱莉/2431.11pt/―
2/神谷そら/1790.94pt/640.17pt差
3/河本結/1694.41pt/736.70pt差
4/菅楓華/1558.70pt/872.41pt差
<本大会で佐久間の女王が決まる主な条件>
・佐久間が優勝
・佐久間が単独2位で、神谷が単独5位以下&河本がV逸
・佐久間が単独3位で、神谷が単独15位以下&河本が単独2位以下
・佐久間が単独4位で、神谷が単独30位以下&河本が単独3位以下
・佐久間が単独5位で、神谷が予選落ち&河本が単独3位以下