【SVリーグ】ウルフドッグス名古屋 1ー3 サントリーサンバーズ大阪(11月9日・男子第3節)【映像】身体能力がすごい「…
【SVリーグ】ウルフドッグス名古屋 1ー3 サントリーサンバーズ大阪(11月9日・男子第3節)
見たこともないようなスーパープレーが飛び出した。男子バレーで、ボールがコートに着地する寸前、倒れ込んでいた選手が身をひるがえすようにして足でボールを蹴り上げたのだ。この“オーバーヘッド”の神技レシーブにファンが騒然となった。
大同生命SVリーグ男子の第3節、ウルフドッグス名古屋はサントリーサンバーズ大阪と対戦。試合序盤に、場内のファンが目を疑うようなシーンが見られた。
WD名古屋が第1セット9―5とリードする場面、相手サーブを受けて、ライトから宮浦健人がバックアタックを繰り出したものの、これはサントリーの髙橋藍にブロックされてしまう。誰もが失点を覚悟したものの、次の瞬間、とんでもないプレーが飛び出した。
センターラインスレスレに落ちたボールを、水町泰杜がダイビングしながら左手1本で繋ぐと、リベロの市川健太もこれに反応して飛び込みながら左手でワンハンドレシーブ。しかしボールは低く前に浮いただけだった。その時、体の半分以上が相手コートに入り込んでいた水町がこのボールに反応し、咄嗟に体を捻って左足でボールを蹴り上げたのだ。ボールはネットを超えて相手コートに到達し、WD名古屋がラリーを継続させた。その後、惜しくも失点したものの、粘り強い衝撃プレーに場内からは大きな拍手が巻き起こっていた。
このプレーを目撃したファンはSNSでもリアクション。「神技ですね~」「反射神経という言葉で片付けてはいけないほどのスーパープレーだ」「とんでもない神セーブだ」「彼の身体能力はほんとバケモンですね」「恐るべき身体能力と判断力」「やっぱり水町選手はマンガの主人公みたいやね!」「すごすぎて笑う」と、国内外から続々と反響が寄せられ、水町のスーパープレーに驚きを隠せない様子だった。
現在24歳の水町は、U18日本代表なども経験し、早稲田大学時代にはインカレも制した。2023-24シーズンからWD名古屋に入団すると、昨季はSVリーグ初年度に最優秀新人賞を獲得するなど異彩を放った。今季は日本代表にも選ばれるなど人気、実力は増すばかり。身長181cmと決して体格には恵まれていないものの、このシーンでも明らかなように、異次元の身体能力を武器にハイパフォーマンスを続けている。今季はビーチバレーでも7月にワールドユニバーシティゲームズでビーチバレー日本代表としてプレーするなど、今、バレーボール界で話題を集めている“二刀流”選手から目が離せない。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)