<大相撲十一月場所>◇六日目◇14日◇福岡・福岡国際センター【映像】“美青年”小兵力士が披露した「美四股」 美しい四股を…

<大相撲十一月場所>◇六日目◇14日◇福岡・福岡国際センター

【映像】“美青年”小兵力士が披露した「美四股」

 美しい四股を披露した端正な顔立ちの“美青年”小兵力士が、100キロ近く重たい相手を豪快な投げで裏返した。まさかの決着に館内はどよめき、「すごい」「ようやった」と驚きの声が相次いだ。

 序二段五十三枚目・鶴ノ海(錣山)と序二段五十四枚目・房州山(境川)の一番。鶴ノ海は身長174.5センチ、体重79.8キロの小柄な体格の力士。対する房州山は身長188センチ、体重178.4キロの重量級で、身長差は13.5センチ、体重差は98.6キロと約100キロもの差が開いた”無差別級”の対決が繰り広げられた。

 端正な顔立ちの“美青年”鶴ノ海は土俵上で仕切り線に立つと、まるでスローモーションのように足をゆっくり高々と上げる美しい四股を披露した。房州山がつっかけてから2度目の立ち合い、素早く左に潜り込んだ鶴ノ海は、すぐに左の下手を掴むと、組み合って相手を振り回しながら腰で跳ね上げるように豪快な投げ技を決めた。予想外の展開に客席からはどよめきと拍手が沸き起こった。下手投げで勝った鶴ノ海は2勝目。敗れた房州山は2敗目を喫した。

 “美四股美青年”の小兵力士が体重約100キロ差を豪快に制した一番に、ABEMAの視聴者からは「おおお」「すごい」「さすが!」「ようやった」「得意技の投げが出た!」と驚きや称賛の声が寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)