ナ・リーグMVP投票で2位、3位だったシュワバーとソト(C)Getty Images 全米野球記者協会(BBWAA)の所…

ナ・リーグMVP投票で2位、3位だったシュワバーとソト(C)Getty Images

 全米野球記者協会(BBWAA)の所属記者の投票によって決まる今季のMVPが現地時間11月13日に発表され、ナ・リーグはドジャースの大谷翔平が受賞した。ア・リーグのエンゼルス時代を含め、3年連続4度目の選出で、過去3度と同様に満票での戴冠となった。

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 2位は2位票23票を集めたカイル・シュワバー(フィリーズ)。3位は2位票4票、3位票15票が入ったフアン・ソト(メッツ)で、両選手のポイント差は29だった。

 大谷の受賞に異を唱える者は、ほぼ見当たらない。ニューヨークのメディアも発表前から「まぁオオタニが獲るでしょう」「誰もが分かってる」「勝負にならない」などと白旗ムードだった。

 そして、最終結果発表の直後も、地元放送局『SNY』で、メッツの情報を発信している公式X『SNY Mets』などは「フアン・ソトはナ・リーグMVPの投票で3位だった。受賞者のショウヘイ・オオタニ、カイル・シュワーバーに次ぐ結果となった」と淡々と速報した。

 しかし、「3位」という順位に首をかしげるファンは多い。Xの返信欄には「シュワバーより下だなんて酷い!」「試合観てないだろ」「バカバカしいにも程がある」「ソトが気の毒だ」といった不満の声が相次いだ。

 シュワバーは56本塁打、132打点のリーグ二冠。一方のソトは43本塁打、105打点ながら、38盗塁で盗塁王を獲得した。そして、勝利貢献度を示す指標「WAR」はソトが「5.8」でシュワバーの「4.9」と上回る。大谷の「9.4」には遠く及ばないが、それでも「シュワバーより下」というMVP投票には、納得できないという反応が尽きない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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