◇国内女子◇伊藤園レディス 初日(14日)◇グレートアイランドC(千葉)◇6769yd(パー72)◇晴れ(観衆3002人…

不運というかなんというか…“幻のエース”を嘆いた菅沼菜々

◇国内女子◇伊藤園レディス 初日(14日)◇グレートアイランドC(千葉)◇6769yd(パー72)◇晴れ(観衆3002人)

7番アイアンのショットは、手ごたえ完璧だった。実測161ydの12番パー3。菅沼菜々はギャラリーの「入った!」に反応し、ティイングエリアで両手を広げた。グリーンにキャリーせず “ダンク”で入ったと思った。

「(瞬間が)見えなかったんですけど、距離計測器で見たら(ボールがカップから)ちょっと出てる。“ピンとカップに挟まってるんじゃないか”と」。そんなことをキャディ、同組選手と話しながらグリーンに上がってみると、少し状況が違った。上からカップをのぞき込むと、ボールはカップ際のグリーン面にめり込み、約4分の1がカップ内、残りがグリーン面にかかっていた。

競技委員を呼ぶと「カップ内にめり込んだものではなく、グリーン面に落ちて止まった」と判断され、カップインが認められなかった。要は“ベタピン”とみなされて、マークして傷んだグリーン面を修復後にリプレースしてタップイン。バーディとなった。

2023年「日本女子オープン」でペ・ソンウ(韓国)が同じような“幻のエース”を記録した。菅沼は同じと思ったようだが、厳密に言えば微妙に違う。ペ・ソンウのケースは「ボールがダイレクトにカップ内に着弾」し、ボールがカップ内に完全に入っていなかったため、ホールインワンと認められなかった。

菅沼はもちろん「マジ最悪。やばくないですか?」とあまりの出来事にがっくり。競技委員の判断にではなく、起こってしまった現象が残念で仕方ない。しかも、同ホールには大会期間中の達成者全員にホールインワン賞がかけられていた。「50万円ですよ」とこぼし、ボールの約4分の1はカップ内に食い込んでいたことで「15万円、ほしいです」と嘆く。

ちなみに13番(パー5)、14番も大チャンスが入らずのパー。225yd(実測196yd)とツアー史上最長パー3の17番は池ポチャのダブルボギーを喫して、1アンダー「71」の58位発進になった。「12番で流れが悪くなっちゃったんですよ」と話していた。(千葉県長南町/加藤裕一)