世界ラリー選手権(WRC)第13戦『ラリージャパン』で、自らのクラッシュについて投稿したユーモラスなソーシャルメディア…
世界ラリー選手権(WRC)第13戦『ラリージャパン』で、自らのクラッシュについて投稿したユーモラスなソーシャルメディア(X)が話題を呼んでいる。
フルモーはデイ3を終えた時点で総合3位と、表彰台も視野に入る好調な走りを見せていた が最終日、雨が路面を濡らしたSS15で悲劇は起きた。フルモーのヒョンデ i20 N Rally1は、コーナーを曲がり切れずにコースアウト。マシン右側が路面から大きく逸脱したことで、右側のドアが丸ごと外れる大ダメージを負い、無念のリタイアとなった。この件はWRC公式Xでも取り上げられるほど衝撃的なインシデントであった。
ラリー後の11日、フルモーは自身のXを更新し、その状況に対しウィットに富んだ反応を示した。彼は@TickPicの投稿を引用する形で自身のクラッシュに言及。引用された投稿は「スポーツで完全に心が折れた瞬間をあげて」というものであったが、フルモーはこれに対し、「ラリージャパン2025で私のドアも壊れたけど、これってカウントされる?」と、自ら“名乗り出た”のである。これにファンから「正直言って、笑ってしまったよ」「ラリー・ドライバーはドアが外れたくらいでめげないから、君のケースは当てはまらないよ!」などの反響が集まるなど話題に。
表彰台目前での無念のリタイアという「心の折れた瞬間」と重ね合わせ、ドライバー自ら実際にマシンが激しく破損した事実を冗談混じりに投稿したツイートが多くの注目を集めている。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)