【SVリーグ】ウルフドッグス名古屋 1ー3 サントリーサンバーズ大阪(11月8日・男子第3節)【映像】屈んで避けた背中を…

【SVリーグ】ウルフドッグス名古屋 1ー3 サントリーサンバーズ大阪(11月8日・男子第3節)

【映像】屈んで避けた背中を直撃 “急激落下”の魔球サーブ

 男子バレーで前代未聞のサーブが打ち込まれた。相手選手がアウトだと思って屈んだその背中を直撃するほどに“急激”落下した魔球に驚きの声が上がっている。

 大同生命SVリーグ男子の第3節、ウルフドッグス名古屋はサントリーサンバーズ大阪と対戦。日本代表にも名を連ねるオポジットが、圧巻のプレーを見せた。

 WD名古屋が第1セット22―20とリードする場面で登場したのは、サウスポーの宮浦健人だ。場内から「ケント!ケント!」とコールがかかる中で高々とボールを上げてジャンピングサーブを繰り出すと、ボールは凄まじい勢いでレフト後方へと飛んでいった。

 これに対峙したサントリーのイゴール・クリュカは、軌道的にアウトだと思ったのか、低い姿勢からさらに頭を下げてボールを見送った。しかし、直後に線審が掲げたフラッグはワンタッチを示し、宮浦がサービスエースでポイントを獲得してみせた。

 圧巻だったのは、その軌道だ。コート後方からのリプレイ映像が映し出されると、衝撃の事実が発覚。なんと、ボールは鋭く曲がり落ちて、クリュカの背中を直撃していたのだ。このシーンがSVリーグ公式Xでも切り出され、「#宮浦健人 のバナナサーブ!横だけじゃなく下にも曲がります」と伝えると、この投稿はものすごい勢いで拡散された。

 ファンもSNSでリアクションを投稿し、「エグっ」「すっご!」「カッコよ過ぎる」「無敵やな」「みやうらが新しい球種を手に入れた」「これは取れません」「アニメの軌道やで?」など驚きと称賛、さらに、もはや理解不能といった様子のコメントなどが寄せられていた。

 なお、WD名古屋はこの試合と、翌日の試合をそれぞれ1―3で連敗を喫したものの、宮浦は2試合続けて2本ずつのサービスエースを記録。今季は6試合ですでに85本のサーブを放って6本のエースを記録、効果率も12.1%と大きな存在感を示している。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)