DeNAはオースティン&フォードを自由契約に プロ野球界はオフに突入し、各球団の選手の去就が発表されている。DeNAは1…
DeNAはオースティン&フォードを自由契約に
プロ野球界はオフに突入し、各球団の選手の去就が発表されている。DeNAは13日、タイラー・オースティン内野手とマイク・フォード内野手ら10選手の契約について公表。楽天や日本ハムでも“動き”があり、13日の去就をまとめる。
2020年にDeNAに入団したオースティンは昨季、打率.316で首位打者に輝くなど25本塁打69打点と活躍。しかし、今季は再び故障に苦しみ、オールスターゲームの出場も辞退。65試合で11本塁打28打点、打率.269に終わっていた。NPBでは2020年に20本塁打、2021年に28本塁打を放つなど、6年間で通算85本塁打を記録している。ポストシーズンで活躍したフォードとともに昨季のDeNAの日本一に貢献していた。
その一方で巨人を今季限りで戦力外となった馬場皐輔投手と来季の育成選手契約で合意したと発表。背番号は「115」となる。馬場は2017年ドラフト1位で阪神に入団。2023年オフの現役ドラフトで巨人に移籍していた。DeNAは馬場以外にも浜地真澄投手ら6選手と育成契約を結ぶことも発表した。また、育成契約選手だった深沢鳳介投手とは支配下契約した。
日本ハムは古林睿煬投手、孫易磊投手と2026年シーズンの契約延長が合意に達した。台湾球界で“火球男”の異名をとった古林は、今季加入して7試合で2勝2敗、防御率3.62だった。“台湾の至宝”こと孫は、来日2年目の今年5月に支配下を掴み、1軍では9試合で0勝2敗、1セーブ4ホールド、防御率5.11だった。
楽天は渡辺正人氏が内野守備走塁コーチに就任。徳山一翔、松田啄磨の両投手、前田銀治外野手との育成再契約を公表した。
また、広島から戦力外通告を受けた山足達也内野手が12日の合同トライアウト「エイブル トライアウト2025~挑め、その先へ~」に参加後、インスタグラムを更新。今季限りでの現役引退を決断したことを明かした。
山足は2017年ドラフト8位でオリックスに入団し、2021年からの3連覇には守備固めや代走で貢献。2024年12月の現役ドラフトで広島へ移籍した。自らのプロ生活を「栄光1挫折9の現役生活でしたが家族、指導者、関係者、ファンの方々のおかげでここまですることができました」と振り返った。(Full-Count編集部)