11月9日放送の『ABEMAスポーツタイム』で、森保ジャパンの新たな守備の要としてブラジル戦で存在感をアピールした渡辺剛…

11月9日放送の『ABEMAスポーツタイム』で、森保ジャパンの新たな守備の要としてブラジル戦で存在感をアピールした渡辺剛選手(28)が登場。現在所属するフェイエノールトでの密着取材の様子を放送した。
渡辺選手は2019年のJ1デビューからベルギー移籍を経て、現在は欧州各国の強豪チームと日々しのぎを削っている。彼自身、オランダの強豪チームへの移籍によって成長したことを実感しているそうで、それは9月に行われた日本代表のメキシコ戦でも前線への決定的なチャンスメイクという形で発揮された。
そんな渡辺選手は22歳で日本代表に選出されるも、同世代の他選手と比べてなかなか活躍の機会に恵まれなかった。しかし、森保ジャパンの最終ラインに怪我人が続出したことでチャンスを得た渡辺選手は、自身の置かれた状況について冷静に自己分析。

「1~2年前は、まったくW杯との距離感が掴めない立ち位置だった。代表には選ばれたけれど、途中出場もできない。ベンチやベンチ外のときもあった」と前置きしたうえで、「ここ1年か数カ月でグッと近づいてきて、やっと“W杯のチャンスあるな”とか」と、控えめながらも自信をにじませた。
「初めてW杯に向けて深く考えられるようになった」という渡辺選手は、「“本当に出たい”という気持ちと、やっぱり行くからには“スタメンでやりたい”という気持ちが強くなった」と心情を吐露。さらに、「いま怪我をしている選手たちはトップレベルの選手が多いけど、彼らが帰ってきてもスタメンを取れるくらいの選手になりたい」と、熱い気持ちを静かに明かした。
(ABEMAスポーツタイム)