【SVリーグ】東レアローズ静岡 0ー3 大阪ブルテオン(11月9日・男子第3節)【映像】選手交代で前代未聞のほっこり“珍…

【SVリーグ】東レアローズ静岡 0ー3 大阪ブルテオン(11月9日・男子第3節)

【映像】選手交代で前代未聞のほっこり“珍光景”

 緊迫した試合で、突如、会場に笑いが沸き起こった。その中心にいたのがアメリカ人選手。審判に注意され、不服そうにベンチに戻る姿が中継に映し出されていたが、その意外すぎる真相、“珍光景”を巡ってSNSで大きな話題を呼んでいる。

 大同生命SVリーグ男子の第3節、東レアローズ静岡は大阪ブルテオンと対戦。緊迫感のある試合中に、一人の男が会場の空気を一変させてしまった。

 第3セット5―11と東レ静岡がリードを許す場面、突如、場内から笑いが沸き起こった。中継映像がコート脇を映すと、テイラー・エイブリルがャージのズボンを上げながら、何やら副審と会話していたのだ。エイブリルは不服そうな表情でベンチに戻っていった。

 その次のプレー後に場内から再び笑いが起こり、コートには上條レイモンドと交代でエイブリルが入ってきていた。一体、何が起きていたのか――。

 事の真相は、ファンのSNSによって明らかにされた。

「交代の時、副審横で長ジャージ脱ぎ脱ぎ事件笑」「ちゃんとズボンを脱いでからコートにお入り下さい!」といったコメントと共に、ファンが撮影した写真が投稿されていたのだ。エイブリルは慌てて交代しようとしたものの、ジャージのズボンを脱がないままコートに近づいたため、これを審判に注意され、副審によってベンチに戻されていたという。

 なんともコミカルなシーンはSNSで大いに反響を集め、ファンは「これ何かわからなかったけど、そういうことだったのね」「エイブリルがちおもろいwwwww」「東レファンの人も写真撮るタイミング神すぎやろwwww」「これ、すごく笑っちゃいました笑」「エイブリルさん、どうしようもなく愛おしいな…」「エイブリルのこと大好きになっちゃいました」「TL見てただけでエイブリルの株爆上がりやねんけど」といったコメントを次々に寄せ、エイブリルの“ネタ”を中心に盛り上がりをみせている。

 そもそも、エイブリルはクラブ公式HPで紹介されている一問一答でも「人を笑わせることが得意」というほど、陽気な選手だ。アメリカの映画『ベスト・キッド』(原題『The Karate Kid』)の主人公のオマージュだとされるハチマキ姿がトレードマークであり、クラブ公式が促しているサーブコールも「空手キッド」という、異色の選手である。

 アメリカ代表の33歳、201cmの長身ミドルブロッカーは今季からチームに入団。現時点での出場時間は決して多くはないものの、すでにコート外での人気は急上昇中だ。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)