2024年、2025年と大阪杯を連覇したベラジオオペラ(栗東・上村洋行厩舎)。10月29日にチャンピオンヒルズから栗…
2024年、2025年と大阪杯を連覇したベラジオオペラ(栗東・上村洋行厩舎)。10月29日にチャンピオンヒルズから栗東へ帰厩して調整を続けていたが、香港カップ(12月14日・香港シャティン競馬場・芝2000m)の招待を受諾したことを正式発表した。今朝13日はそのレースに向けた追い切りを行っている。
朝一番のCWへ上村洋行調教師を背に入場。古馬3勝クラスのモンシュマンが先頭、これを追走して、その後ろから新馬が追走してくるという隊列だったが、向正面を流していくラップは先週より遅め。その分、3コーナーあたりから加速していき、前との距離も徐々に縮めていく。
最後の直線に向いて、前にじわっと並んでいき、追いつけなかった新馬が脱落して、最後はモンシュマンとの併せ馬。ゴールでは同入となり、どちらも手応えには余裕があったが、動き自体は先週よりも今週の方が目立っていた。
時計は6F82.8〜5F67.4〜4F52.0〜3F37.2〜2F23.0〜1F11.5秒。レースまであと1ヶ月ほどある現段階でこれだけ動けば上等。これまでも丁寧に仕上げてレースで結果を出してきただけに、この先もそういった調整になると思われるが、このまま上昇を続けてくれれば、楽しみな海外遠征となりそうだ。
(取材・文:井内利彰)