11…

 11月13日(現地時間12日、日付は以下同)。ロサンゼルス・クリッパーズのブラッドリー・ビールが、左股関節を骨折したことで手術を受けるため、2025-26レギュラーシーズン残り試合を全休することになるとチームや『ESPN』などが報じた。

 ビールは、9日に行われた古巣フェニックス・サンズ戦の前半途中に同箇所を痛めて途中退場。この時は複数の試合を欠場する見込みと予想されていた。

 だが、ビールの代理人を務める『Priority Sports』のマーク・バーテルスタインは、『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者へ手術を受けることになったと伝えた。

「ここ数日、我々はクリッパーズのメディカルスタッフ全員と協力し、数多くの医師や専門家たちと面会しました。そこで、手術することによって、ブラッドが完全に回復できると全員一致で判断しました」

 今シーズンからクリッパーズへ加入したビールは、3度のオールスター選出を誇る32歳のベテランガード。キャリア14年目の今シーズンは、先発シューティングガードとして6試合へ出場し、平均20.2分8.2得点1.7アシストを記録。

 今夏ビールはクリッパーズと2年契約を締結して加入。2年目の2026-27シーズンの契約はプレーヤーオプションのため、今シーズン終了後にビールがどんな決断を下すのかも気になるところ。まずは骨折した左股関節の手術とリハビリへ取り組み、健康体を取り戻してほしい限りだ。