<大相撲十一月場所>◇四日目◇12日◇福岡・福岡国際センター【映像】“バチバチ”の無差別級対決で衝撃結末 年齢差10歳、…

<大相撲十一月場所>◇四日目◇12日◇福岡・福岡国際センター

【映像】“バチバチ”の無差別級対決で衝撃結末

 年齢差10歳、体重差約80キロの“無差別級”対決で、力士がまるでレスリングのように間合いをとって睨み合う“バチバチ”の取組を繰り広げた。「かかってこいよ」と言わんばかりの白熱した一番に館内は沸き、視聴者も「気合入ってる!!」「すごい面白い取組」と盛り上がった。

 三段目八十枚目・月岡(二子山)と三段目七十九枚目・旭将里(大島)の一番。月岡は20歳、身長168.6センチで体重107.4キロの小柄な体格の力士。対する旭将里は30歳で、身長168.5センチ、体重185.4キロの重量級力士だ。

 年齢は10歳差、体重は78キロ差のまさに“無差別級”の一番。立ち合い正面から当たると、月岡が突いてから引いてはたき込むも、耐えた旭将里が組んで一気に前へ。土俵際で月岡がなんとかかわすと、両者はやや距離をあけて睨み合う状態になった。白熱した取組に館内からは歓声と拍手が沸き起こった。

 その後、突き押しの攻防となるも、再び距離をあけて「かかってこいよ」と言わんばかりに牽制し合い、館内からはまたもや拍手が。だが最後は先に月岡が動いて飛び込むと、左を差して下がりながらの突き落としを決めて旭将里を転がした。勝った月岡は2勝目。敗れた旭将里は1敗目を喫した。

 まるでレスリングのような緊張感漂う一番、小兵力士が巨漢力士を転がす衝撃的な展開に、ABEMAの視聴者も沸騰。コメント欄には「気合入ってる!!」「いらっしゃい」「すごいどよめき」「土俵際がうまい」「これは!!!心掴む相撲」「すごい面白い取組だったわ」と興奮の声が続々と寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)