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 11月12日、「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1リーグ戦第10節の13試合が全国各地で開催された。

 TOYOTA ARENA TOKYOでは今シーズンの先出し開幕戦でもあったアルバルク東京と宇都宮ブレックスが再び激突。試合開始からお互い激しいディフェンスでロースコアな展開になるも、宇都宮のD.J・ニュービルを中心に得点を重ねられA東京は10点ビハインドで最終クォーターへ。セバスチャン・サイズの得点で詰め寄ると、中村浩陸の3ポイントで逆転に成功。その後は一進一退の攻防が続く中、残り8秒、マーカス・フォスターからのパスをサイズが決めきり67-65で勝利。先月に新たなホームアリーナでのこけら落とし試合で苦汁を飲んだ悔しさを晴らした。劇的勝利の試合でザック・バランスキーはB1通算500試合出場を達成している。

 東地区1位を走る千葉ジェッツは越谷アルファーズのホームに乗り込んだ。第2クォーターから調子を上げたジャレル・マーティンやアンソニー・クレモンズに得点を許し、後半は追いかける展開が続く。しかし最終クォーター残り1分で富樫がビッグマンのブロックを掻い潜りながらスクープショットを決めきり3点差に。その後試合終了のブザーとともにマーティンにリバウンドからのゴールを押し込まれるも1点差を守り切り逆転勝利を収め、5連勝を飾った。

 4連勝中のレバンガ北海道はホームで佐賀バルーナーズを迎え撃った。クロスゲームとなったものの、ドワイト・ラモス、ジャリル・オカフォー、ケビン・ジョーンズ、ジョン・ハーラー、富永啓生の5人が2ケタ得点とバランス良く得点を重ねていった北海道が逃げ切り95-93で5連勝。東地区2位の宇都宮と12勝4敗で並び3位につけている。

 長崎ヴェルカは三遠ネオフェニックスを86-80で下し14勝目を挙げ西地区1位をキープ。今月5日に前人未到のトップリーグ通算3ポイント成功数1500本を打ち立てた群馬クレインサンダーズの辻直人は勢い止まらずシーズンハイの3ポイント6本を沈め、チームも茨城ロボッツに快勝している。

■11月12日のB1試合結果


レバンガ北海道 95-93 佐賀バルーナーズ

仙台89ERS 95-86 アルティーリ千葉

秋田ノーザンハピネッツ 75-65 横浜ビー・コルセアーズ

群馬クレインサンダーズ 94-70 茨城ロボッツ

越谷アルファーズ 89-90 千葉ジェッツ

アルバルク東京 67-65 宇都宮ブレックス

川崎ブレイブサンダース 60-74 サンロッカーズ渋谷

富山グラウジーズ 83-115 島根スサノオマジック

三遠ネオフェニックス 80-86 長崎ヴェルカ

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 72-52 京都ハンナリーズ

滋賀レイクス 69-92 ファイティングイーグルス名古屋

大阪エヴェッサ 86-93 琉球ゴールデンキングス

広島ドラゴンフライズ 84-88 シーホース三河

【動画】A東京がリベンジを果たした宇都宮戦ハイライト映像