プロ野球・中日ドラゴンズが8日、秋季キャンプをしている高知市の県立春野球場で野球教室を開いた。県内の野球チームでプレー…

 プロ野球・中日ドラゴンズが8日、秋季キャンプをしている高知市の県立春野球場で野球教室を開いた。県内の野球チームでプレーする小中学生約60人が参加。中日の20選手が実演を交えて指導した。

 高知で中日がキャンプを行うのは今年が初めて。1日から19日までで、23選手が参加している。

 野球教室では、2019年秋のドラフト1位で入団した石川昂弥内野手らが打撃練習でボールをトス。22年秋のドラフト1位の仲地礼亜投手らが投球を、今季95試合に出場した田中幹也内野手らが守備についてアドバイスした。

 チームメートと一緒に参加した市立春野東小1年の前田逢斗さんは「ドラゴンズの選手と一緒に野球をしてうれしかった。ショートバウンドを捕る位置や、(打撃で)内角低めをさばく方法を教えてもらった」と笑顔だった。(斉藤智子)